インバウンドで、未来を開く

世界的な観光市場の拡大と繋がり

日本に限らず、世界各国で観光市場が拡大しつつあり、さらには将来の拡大まで予想されてい る観光市場、それは一体どうしてなのでしょう?一番に挙げる事柄としては、まず世界人口の増加が大きいのではないでしょうか。日本の人口は、今や減少を辿るようになってしまっているようですが、世界の国々を見てみると、まだまだ人口は増加の一途を辿っているのではないでしょうか。最早、人口が減っているのは日本だけで、新興国や、他の先進国を含め依然として増加傾向にあるのが現状でしょう。 ここで、訪日インバウンド市場は、アジアの新興国に注目すべきではないでしょうか。何故ならば、他の地域と比べ、圧倒的に人口増加が見られるからです。特に、生産年齢人口の増加は注視すべきでしょう。つまり、これら新興国では1人当たりのGDPが大きく成長し、ただの人口増加というだけでなく、豊かになっている人が増加しているということが言えます。日本はそのような現状の中心に存在しているからこそ、日本のインバウンドは伸びているのでしょう。世界的に拡大している観光市場の中で、訪日観光客数の伸び率が大きく目立っているのはそのためでしょう。さらには、アジアの新興国は、先進国より新興国に拡散していく色々な需要の中で、一人当たりのGDPが伸びている国の人たちは、まず物質的な豊かさ、次に旅行やレジャーなどを楽しむようになり、将来的には世界各地へと出掛けていくように、今後ますます豊かになることが期待されるでしょう。彼らのアウトバウンドへの情熱は、国が成熟するまでの期間、下がることはないと予想されるため、ゆくゆくは現在の欧州からの旅行者と同じように、高価かつ付加価値の大きなサービスを求めるようになるでしょう。つまり、インパウンドは永遠に続く市場となっていくでしょう。

生き残る道としてのインバウンド

アジアの新興国では人口が増加を辿るとされている一方、日本の人口は減少傾向となっている。これは多くの人が知っている事実でしょうが、どのくらいの減少かを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。5年間で日本の人口は、約100万人減っていると言われている。減少がさらに加速すると予測される向こう10年間では、約700万人減ると言われているらしい。ただ数字だけで考えてしまうと、抽象的に捉えてしまうが、具体的に考えると大変なことだと気付くでしょう。解りやすく表現するとしたら、4年後には四国がほぼ2つなくなる、もしくは広島などの中国地方5県がなくなるという事になります。こうやって見てみると、いかに衝撃的な数字かお解りいただけるのではないでしょうか。このままでは、いずれ日本は消滅してしまうとお思いでしょう。しかし、厳密には、日本の人口は減少しているのではなく、元に戻っていると言い換えることもできるでしょう。しかし人口増加前の日本の人口構成は、ほとんどが若者であったのに比べ、今後の日本は、高齢者が大きく割合を占めている。これは過酷な未来と言わざるを得ないでしょう。そこでインバウンドが注目を浴びているのでしょう。これからの日本が先進各国のように生き残るには、インバウンドという永遠の市場を獲得し、日本を「人口が減らない社会」に変えていくことが重大になるのではないでしょうか。そのため、観光大国をアピールし、実現していくことが重要課題となるでしょう。これからのアジアの新興国成長や、世界の観光市場の動向を逃さず、長期的で広い視野で、じっくり取り組む価値は充分にあると言えるでしょう。